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実績:レポート「新たな都市生活様式への芽を読みとろう」

大阪はパリ
 現在1,000人のメガシティが世界に18都市あるといわれており、20世紀末には23都市になると予想されています。
 この内、先進国の都市は殆ど定着期に入り安定していて、関西の場合も、大阪、神戸、京都の三都市とも先進国の例にもれず、定着人口期に入っていくものと考えられます。
 では、定着人口期の都市とはどんなものでしょうか。
 ここにサントリー不易研究所編の『都市はステージ』の序章に次のような一節があるのでみてみましょう。
 『江戸時代の大都市は江戸、京都、大阪であった。当時、三都あるいは三カ津と呼ばれ、何かにつけ比較対象にされた。

ー中略ー

 大阪の都市イメージを語る時、外国人の観察も参考になる。例えば、幕末に日本を訪れたイギリス外交官のローレンス・オリファントという人は「江戸が日本のロンドンだとするならば、大阪はパリに相当するようである。ここには最も有名な劇場や最も贅沢な茶屋、最も広い庭園がある。そこは奢侈と富裕の地であり、また快楽と遊興とに時を費やそうとしてくる当世風の日本人の遊び場である」と言っている。彼は別の場所で、京都は日本のローマであると述べて、政治都市江戸、伝統都市京都、遊興都市大阪というように三都を比較している。
 江戸時代の大阪をパリに例えた外国人はオリファントだけでなく、安永5年(1776年)オランダ領の東インド会社から派遣された江戸参府の随員として加わった博物学者ツンベルグも「大阪は日本の巴里(パリ)になっている」と述べている。彼によると大阪には、あらゆる種類の享楽機関があるので富裕な人々が群をなしてここに住居を定め、この人達が金を使い工人が工作に従い商人が活動するから繁栄しているといっている。
都市は空洞化するのか
 リドリー・スコットの映画「ブレードランナー」の巨大なカオスのような近未来都市。パリもニューヨークも東京も、あるいは途上国メガシティのメキシコシティやサンパウロも、この近未来都市のように、昼間は数百万の人々が流入し夜間は無法地帯と化すようになってしまうのでしょうか。
都市の理想
 ペリクレスのアテネ、プルマンのカンパニタウン、エベゼナーハワード、総合都市の概念を打ち出したトニーガルニエ、更にはル・コルビジェ等々、人は絶えず理想の町を夢見てきましたが、それは産業的なニーズや建築芸術を産業と結びつけることに力点が置かれた町であり、そこに住む人々に余り関心が払われていませんでした。……
 都市における光と影という点では、諸外国のメガシティに比べて未だ影が少ないといえるでしょう。これからは、光の部分をもっと強く光り輝く方向に進んでいくべきだと思います。
 つまり、新たな都市生活様式を創り上げる時代になったともいえます。この新たな、諸外国にも誇れる都市文化を、都市生活様式を持った時に初めて、世界都市の資格をものにすることが出来るのではないでしょうか。その光を増すことが、新たな世界都市になり得る条件でしょう。
バブル(狂気)と新たな生活文化
 関西は、京都、大阪、神戸と、異なった歴史と文化を持つ都市連合型の地域です。新たな都市型文化生産のリソースを多く持っているといえるでしょう。この三都を一つのアーバン・エリアと考えれば、観るべきものの多い未来が見えてくるのではないでしょうか。それが本来の観光都市であり、つまり、売れる都市文化を持たない国、地域は衰退するものと考えれば、これからのテーマは、「売れる都市文化づくり」ということになります。……
 しかし一方では、この狂気の中に、市民文化の、都市文化の新たな都市生活様式の芽が潜んでいると考えられます。この芽を大事に育て上げれば、世界に誇れる生活様式を持った都市文化を創り上げることが出来ると確信しています。  来るべき21世紀は、まさにニュースタンダードの構築、新たな都市文化産業の始動の時といえるでしょう。

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